婚約者の浪費癖が心配です
婚約者のお金の使い方が気になることはありませんか?
自分のためだけにお金を使える独身時代と違い、結婚後は家庭を築き、家族とともに生活していかなければなりません。
気になる点はうやむやにせず、お互いにどう考えているのか確認しあうことが大切です。
浪費させないようコントロールできるか
結婚を機に妻が家計を握り、夫が浪費しないようにコントロールすることができる場合もあります。
「それは本当に必要なものか?」「これを我慢すればあれが買える」など辛抱強く言い聞かせる、収入と支出を数字化し、無駄遣いをわかりやすい形にするなどして説得してみましょう。
本当にコントロールできるか、結婚前に数か月試してみるのもいいかもしれません。
とはいえ、結婚して態度が豹変する場合もあるかもしれませんので、気を付けましょう。
金融トラブルは把握しておきましょう
「今は完済しているが、過去にカードを使いすぎて、すごい額の借金になったことがある」などと打ち明けられた場合は要注意です。
まずは「借金して浪費する金銭感覚の人」という認識を持ちましょう。
その上で「なぜ借金をしたのか」「本当に完済しているか」「他に借りていないか」という確認をするべきです。
本人か代理人なら、借金情報を調べることができる
KSC、CIC、JICCなどの「個人信用情報機関」に開示請求をすれば、個人の借金に関わる情報を調べることができます。
本人、または本人から委任された代理人のみが開示請求をすることができますので、お互いに情報を見せ合うように説得しましょう。
過去の金融トラブルが原因で「事故情報」、いわゆる「金融ブラックリスト」に載ってしまうと、最低5年間はローンが組めなくなります。
結婚して新居を購入しようとしたがローンが組めない、となれば一大事です。
そういった点からも、金融トラブルを把握しておくことは必要ですね。
現在はカードローンや消費者金融などで、個人が比較的簡単に借金できる時代です。
軽い気持ちでローンを繰りかえす人も中にはいるでしょう。
それぞれが育ってきた家庭環境や就いている職業などによって身に付いていく「金銭感覚」。
合わせようと思っても簡単に合わせられるものではありません。