入居前調査の必要性

ビルへの入居を検討しています。

条件的に良い物件が見つかったのですが、入居先の環境や、他の入居人などに問題がないか事前調査したほうがよいのではないか、と思っています。

入居前調査はどのように行えば良いか教えてください。

ビルへの入居をする場合、たいてい不動産会社が仲介しています。

入居先の情報は、必要最低限の情報しか開示しないことが多く、いざ入居すると様々なトラブルが発生することもあります。

契約を交わす前に最低限の入居前調査は必要不可欠です。

まずは自分の五感で入居前調査

ビルに入居する前、実際にその建物に足を運んで検討することは当然です。

部屋の中の状態や騒音など、目と耳で確認できるところは細かくチェックしなければなりません。

部屋の中の臭いも注意しましょう。

空室は閉め切ってあるのが普通ですから、建材の匂いはするでしょうが、それ以外の異臭はちゃんと原因をチェックすべきです。

自分の五感を使って、まずは自分自身で入居前調査をしっかりしましょう。

物件周辺の環境、形状も調べておく

物件だけに注意が集中してしまい、周りの環境のチェックを忘れてしまってはいけません。

交通の便が意外に悪いとか、コンビニや商店街まで結構距離があるとか、入居してから気づいて手遅れになるようなケースもあります。

路線などは基本の項目なのでチェックはしていると思いますが、物件の周りの地形は意外に見落としがちです。

丘や山を削った場所に建っているビルだと、予想外の坂道があったりします。

実際に入居したときの利便性を考えながら、物件周辺の調査をしておきましょう。

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入居前調査を依頼してみる

入居前調査をじっくりと行う暇がない方も多いでしょう。

不動産関係のコンサルティング会社や探偵社の中には、詳細な入居前調査をしてくれるところがあります。

そうした会社が行う入居前調査は、個人でできるものとはやはり質が異なります。

たとえば、同じビル内に暴力団の事務所がある、暴力団員が住んでいる、事件・事故が発生しているといったことは表面的な情報からは読み取れません。

 こちらのサイトも合わせてご覧ください。 ⇒ 
        マンション・テナント入居者調査(法人)について

過去に自殺者などが出ている「事故物件」は、不動産会社に告知義務がありますが、事故物件に一度知合いを住ませて、クリーンにするといったケースもあるようです。

そうした個人では調べきれない情報を、調査を専門とする会社は明らかにしてくれます。

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