人探しQ&A/手がかりが写真しかない人も見つかる?
当時の写真しか手元にないのですが、幼なじみの友人を何とかして探したいと思っています。
覚えているのは名前だけ・・・。
名字まではわかりません。
わかっているのが下の名前と写真だけという場合でも、人探しはできるのでしょうか?
名字がわからないまま人探しをするのはとても難しいことですが、まったく不可能というわけではありません。
まずは、わからない「名字」を調べることから始めてみましょう。
当時の写真があるのであれば、それを他人に見せながらの調査になります。
共通の知人をあたってみる
もし、探したいご友人との共通のお知り合いがいる場合には、その方を訪ねてみてもいいでしょう。
当時から現在までの情報が、途切れ途切れであっても、集まることがあります。
多くの人の協力を仰ぐことで、多面的な情報が寄せられる可能性は十分にあります。
また、昔の卒業アルバムを開き、名前と顔が一致する人物を探し当てられる可能性もあります。
人の手を借りて、時間をかけて探すこと
一番の手がかりになるものは「人の記憶」です。
写真は記憶を呼び起こす最も強い力を持っていますが、なにせ昔のこと。あなたに尋ねられても、ピンポイントの記憶がすぐに呼び起こされるわけではありません。
まずは写真のコピーを手渡し、何かを思い出したら連絡をするようにお願いしましょう。
しばらくすれば何かのきっかけで、ふと思い出すことがあるかもしれません。
ある程度時間をかけても問題がなければ、たっぷり時間をかけ、さまざまな人に情報提供を呼びかけましょう。
インターネットから得る情報は「偽」の恐れも
インターネット上に写真を載せて探す方法もありますが、これには問題があります。
まず、探し人本人に写真を使用する許可を得ていないことです。
手渡しで渡す写真と違い、インターネットに載せてしまうと「回収」することができません。
また、この人探しを面白がり、「ニセモノの情報」を持ってくる人もいる可能性もあります。
インターネットの危険性はよく理解しておきましょう。
「写真と名前だけだから」と諦める必要はありません。
思い出の人を見つけるために、たくさんの人々の手を借りてみましょう。
誰もが快く協力してくれるに違いありません。
時間をかけることができない、事情があって急ぎたい、という場合には、探偵に調査を依頼するという方法も考えてみてください。