人探しの依頼はどう決める?
去年の夏から行方不明になっている義弟の捜索を、探偵に依頼しようと考えています。
いろいろ探偵社を調べていますが、何を決め手にすればよいのかいまいちわかりません。
探偵により得意なものもあるでしょうし・・・。
人探しの場合は何を決め手に依頼する探偵を選ぶべきなのでしょうか。
探偵の選び方は「探偵の選び方|必ずチェックすべきこと」でも述べた通りですが、人探しの場合は、「似たようなケースをサンプルとして提示してくれるか」が大変重要です。
事前の相談において、今ある情報からの予測、分析力に秀でた探偵を選びましょう。
ホームページ分析だけでは判断できない
実績のある探偵かどうか、悪徳探偵ではないかどうかなどは、ホームページからある程度判断することができます。
しかし、「人探し」という限られた分野について秀でているかどうかは、ホームページからの分析では限界があると考えましょう。
無料相談などを利用し、ある程度行方不明者の情報を伝えた時点で、どのような分析をしてくれるかという点が大変重要です。
相談の内容に近いケースを提示できる探偵
人探しにも本当にさまざまなケースはあるのですが、「行方不明になっている年数」や「心当りのある場所、距離」、「関わる人々の人数」、「事前の様子から見る行動パターン、心理パターン」などから、ある程度似たような案件で分類することができます。
探偵で「事前相談」をした際、あなたが持ちかけた相談に近いケースサンプルの調査報告書を提示し、ある程度可能性を絞り込むことのできる探偵は、実力がある探偵だと考えられるでしょう。
また、「このような情報はないか」と、見えない情報を掘り出してくれるのも探偵です。
会話によって当時の記憶を引き出してくれる能力、つまり「コミュニケーション能力」が長けていることも重要でしょう。
多くの人探し案件を手掛けた探偵であれば、親しい人の行方を心配する人々の心理も理解し、費用などについても親身になって相談に乗ってくれるはずです。
不安をかきたてるだけの探偵は要注意。あくまでも冷静に、探偵である前に人として信頼できる探偵を選ぶようにしましょう。