ネットで人探しをする方法
人探し掲示板やSNSへの書き込みを通じて、ネットで人探し行う際は「個人情報」の扱いに注意しなくはなりません。
場合によっては該当する書き込みを削除されたり、探している相手から訴えられたりする可能性もあるのです。
人探しで個人情報を書き込むときの注意
ネット上に個人情報を書き込むこと自体に法律的な問題はありませんが、晒した情報が犯罪や誹謗中傷の原因になってしまうと、相手から訴えられる可能性もあります。
探している相手にしてみれば「自分の知らないうちに、誰かが自分の個人情報を流出させている!」と思われる可能性もあります。
大切なのは、「情報を晒したことを後で相手に納得させられるか」という点です。
トラブルを避けるため、ネットで個人情報を公開しての人探しは、お互いによく知り合っている相手や、人に言えるような正当な理由がある場合などに限定して行なったほうがよいでしょう。
侮辱罪、名誉毀損罪で訴えられることも?
債権回収など、探している相手とトラブルになっている場合は、その感情を書き込みにぶつけてしまわないよう注意しなくてはなりません。
書き込みの内容によっては、相手から侮辱罪や名誉毀損罪として訴えられるリスクもあるからです。
たとえば、「貸したお金を返さないままいなくなってしまいました」と書いてしまうと、相手から「そんな事実はない。名誉毀損だ!」と訴えられてしまうかもしれません。
そんな時は「相手との間に金銭トラブルがあり、解決するために探しています」と書きましょう。
あえてトラブルの中身には触れず、探している理由だけを淡々と述べるよう表現に気をつけるわけです。
多くの人探し掲示板では、表現が個人への誹謗中傷につながらないよう注意するよう呼びかけがなされています。
掲示板の管理人から不適切な書き込みだと判断されると、書き込み事態が削除され、プロバイダ、警察に連絡される恐れもあります。
ネットでの人探しは、広く情報を求められるというメリットもありますが、不特定多数へ個人情報を公開してしまうことになるというデメリットもあります。
実行する時は常に最新の注意を払わなくてはならないのです。