テレビの雑音・画面の乱れ/これは盗聴器のせい!?
家で普段使っているテレビの様子がどうもおかしいです。
普段は正常なのですが、時々画面にノイズが入ったり、音飛びがおきたりします。
調べたわけではありませんが、まだ買ったばかりの新品なので故障したとも考えにくいです。
何気なくこのことを友達に話すと、「盗聴器が原因でノイズが入ることがあるよ」と言われました。
もし本当なら盗聴されているのではないかと不安です。
盗聴器がテレビに影響を与えることはあるのでしょうか?
盗聴器がテレビの雑音や画面の乱れになる可能性は、決して高くはありませんがゼロとも言えません。
その理由は、盗聴器の『進化』と密接に結びついているのです。
最新の盗聴器に施された、『ノイズ対策』
盗聴器がテレビを始めとする家電製品に影響を与えるのは、電磁波が原因です。
仕掛ける側にとっては、ノイズから盗聴器の存在がバレてしまうかもしれないため、できるだけ余計な電磁波は出さないほうがいいということになります。
そのため、最新の盗聴器は利用する電波の周波数帯を絞っており、他の家電に影響を与えないような工夫がなされています。
代表的な家電であるテレビに対しても当然対策は進んでおり、現在販売されている主要な盗聴器がテレビの雑音の原因になることはありません。
『旧式』、『手作り』の盗聴器に注意
しかし、これはあくまでも新しい盗聴器についての話。
過去に販売された盗聴器のほとんどが見つかっていないことから考えても、『テレビにノイズを出す古い型の盗聴器』はまだ数多く世の中に存在していると考えられます。
また、盗聴マニアの中には、盗聴器を手作りする人もいます。
こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒ 盗聴器発見器は自作可能か
そうした手作り品のなかには、テレビに雑音を発生させるような粗悪品ないとは言い切れません。
盗聴器がテレビに雑音を生む機会は、これからは徐々に減っていくことでしょう。
このことは「盗聴器を見つける手がかりが減っていく」ということでもあります。
盗聴から身を守るためには、盗聴器の進化に追いつくよう、防犯意識を高めていかなくてはならないのです。