つきまといをする人の目的がわかりません…

「あなたをもっと、知りたいから」

理由は解明されていませんが、ストーカーの８割は男性だということがわかっています。

何かきっかけとなる出会いがあって、その男性はあなたに惹かれていきます。

声をかけられない、ただ見ているだけでいい・・・そういった思いがエスカレートし、あなたのことをもっと知りたいと考え始めるのです。

最初はあなたを尾行するだけだったのが、そのうち監視することが目的、日課となってしまうケースが多くみられます。

見守る気持ちが、やがて「見たい」という欲望へ

ストーカーになるタイプの人は、自己中心的で自己愛が強い傾向にあります。

最初はただ見守るだけであっても、その思いは妄想に変化していき、あなたの行動すべてが、自分のためにされているような錯覚に陥ります。

あなたのことを見守っているはずが、自分のためにあなたを見つめることに変わっていくのです。

もう既に目的は、自分を満足させることに変わっています。

恋愛感情ではない「例外」も

つきまといにおける目的は、恋愛感情がきっかけになることが多いのですが、例外もあります。

たとえば、知らない男性が道で転んだのを見かけたときに、あなたが思わず笑ってしまった。

その表情を転んだ男性が見て、｢バカにされた｣と憎しみに似た感情を持ってしまった場合。

プライドが高く自己愛の強い男性が、笑われたことにより精神のバランスを壊してしまったら、｢復讐｣という手段を取ることもあり得ます。
そこから始まる｢つきまとい｣は、恐怖以外の何物でもありません。

つきまといの目的はさまざまです。
恋愛感情によるものと、その正反対の憎しみも、つきまといの目的になり得ることをご理解ください。