離婚しない|浮気相手へ慰謝料請求する方法
妊娠中に夫が浮気をしていました。とてもショックです・・・。
もうすぐ子どもも生まれるし、離婚は考えられません。
夫が「もう会わない」というので一度は許したんですが、結局まだ続いていました。
さすがにもう許すことはできません・・・。
浮気をきっちりやめさせて、浮気相手に慰謝料請求したいです。
どう手続きを進めていけばいいのでしょうか?
怒りの矛先が浮気相手に向かうのはよくわかります。
ただ、離婚しないのでしたら、ここで目的にすべきは浮気相手から慰謝料を取ることよりも、旦那様が二度とその浮気相手と浮気をしないようにすること、浮気をするとこれだけ大変なのだと理解させることです。
なお、旦那様と浮気相手に継続的な肉体関係があったという確たる証拠がなければ、裁判に持ち込まれた際に勝つことができません。
できれば示談で済まし、一刻も早くご自身の家庭に目を向け直し、赤ちゃんのためにも新しい第一歩を踏み出すべきです。
逆に訴えられることも!事実はきちんと明白に
「浮気相手を訴える」と言っても、訴えるだけの材料となる「浮気の証拠」が必要です。
また、旦那様が浮気相手に自分は独身だと嘘をついていたような場合には、逆に訴えられることになってしまいます。
浮気相手から慰謝料を請求する方法も含め、浮気相手への慰謝料請求方法をご確認ください。
慰謝料を請求するだけなら「示談」で十分
夫と浮気相手を反省させ、浮気相手に慰謝料を請求するのであれば、「示談」で話をつけましょう。
示談はあくまでもお互いの話し合いであり、裁判のように「肉体関係を立証する証拠」は必要ありません。
もちろん、証拠があればより有利ですが、お互いの証言だけでも慰謝料を請求することができます。
また、旦那様にとって「まずい事実」がでてくるかもしれない、というリスクがあっても、示談であればある程度柔軟に対応することができるのです。
慰謝料問題は浮気相手にとって大きなダメージに
とはいえ、示談も簡単なことではありません。
浮気相手は自分の行いを暴かれ、精神的にもダメージを受ける上に、あなたの夫も自分の立場を守りたいがために浮気相手をかばうようなことはできないでしょう。
浮気行為があったことは、浮気相手の周辺の人間にも知られてしまいます。
浮気とはこれほど大変なことなのだという現実を突きつけることこそ、あなたから浮気相手に与えることのできる罰なのです。