盗聴発見器なしで調べる方法はないの?
盗聴機の見つけ方を自分で調べてみたところ、盗聴発見器を使う方法が多く紹介されていました。
盗聴発見器は確かに便利なものだとは思いますが、ある程度ちゃんとしたものは1万円以上もすると聞いたので、簡単にはお金はかけられません。
できれば盗聴発見器なしで盗聴機を見つけたいのですが、それは不可能なのでしょうか?
盗聴機は小さな機械なので、見つけるためには専門の機械が必要だと考えてしまいがちです。
しかし、盗聴発見器を使わずに盗聴機を見つけることも不可能ではありません。
自宅に盗聴機があるかどうかの確認
まず、自宅に盗聴機仕掛けられているかどうかチェックする方法をご紹介します。
部屋中の電気を消費するもの(電池式のものを除く)のスイッチをすべて切り、ブレーカーも落とします。
このとき、自動湯沸かし機やガス警報器など、見落としがちなものの電源を切ることを忘れないでください。
自宅全体の電気をオフにしたので、電力メーターは回らないはずですが、もしメーターが動いていたら、どこかに電気を消費するもの=盗聴機が仕掛けられている可能性があります。
盗聴機一つだけではほとんど電気を使わないでしょうから、半日程度は様子を見てからメーターをチェックしましょう。
間違った盗聴機の探し方に注意
ネット上には、「テレビや電話にノイズが入ったら盗聴の兆候です」と紹介しているサイトもあります。
確かに、古いタイプの盗聴機であれば家電にノイズを発生させることもありますが、現在出ている新しいタイプの盗聴機はそうした不具合を起こすことはほとんど考えられません。
とくに「盗聴機で携帯電話にノイズが乗る」というのは完全に間違いです。
そのような誤った盗聴機の探し方を信じて疑心暗鬼にならないように注意しましょう。
こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒
自分でもできる!こうやって見つける「盗聴器の発見方法」
目視でのチェック
怪しい物を分解して、中に盗聴機があるか確認することもできますが、まずはその『怪しい物』をどう特定するか、という問題もあります。
盗聴発見器なしでの盗聴機捜索は、できないことはありませんが、その場合はある程度『的を絞った捜索』を行うことが不可欠になるでしょう。