浮気離婚を相談できる公的機関
離婚の相談を受け付けている公的機関はいくつかあります。
現在、法的な面で相談可能な公的機関は、市役所、家庭裁判所、法テラス、男女共同参画センター、女性センターです。
各施設を利用する際は、地域によって受付時間、予約方法等が異なる可能性がありますので、事前に確認をしておきましょう。
公的機関での相談は基本的に無料ですが、あくまでも相談です。
問題解決の糸口や、必要書類の書き方を見つけるためのものなので、離婚の原因となった浮気を訴える場合は、別途弁護士に依頼する必要があります。
家庭裁判所や市役所、男女共同参画センター、女性センターの場合は相談後の依頼を受け付けていないので、法的措置を取りたいと考えている場合、相談後に任意で弁護士紹介をしてくれる法テラスの利用をおすすめします。
相談する際のポイント
公的機関は無料で相談を受け付けていますが、相談することができる時間、相談できる回数が限られています。
その為、あらかじめ相談する内容を簡潔に纏めておく必要があります。
- 離婚を考えることになった原因
- ご夫婦の現在の状態
- 離婚をする事で得るもの、失うもの
以上のポイントについて、メモ帳などに文章として書いておきましょう。
文章という目で見ることのできる状態にする事で、ご自身の考えを客観的に見つめることができるようになりますので、問題を纏めやすくなります。
最低限、上記の事について纏めておけば問題ないでしょう。
法テラスで相談をし、弁護士を紹介してもらう
浮気が原因の離婚に際し、パートナーに法的措置の行使を考えている場合、法テラスに相談をするのが有効です。
法テラスは法務省所管の法人なので、安心して利用することができます。
法テラスでは相談窓口の案内の他、無料の弁護士相談、希望があった場合に相談内容に対応した弁護士の紹介、手続きの案内までを行っています。
無料の弁護士相談は三回まですることができますので、まずは3回相談して弁護士のアドバイスを聞き、それからその後の手続きに進むかを決めるのが無難でしょう。