探偵Q&A/なんでも屋と探偵は呼び方が違うだけ?

探偵・興信所についてネットでいろいろ調べているのですが、似たようなことを行う「なんでも屋」という業種を見つけました。

業務内容を見ると、探偵よりも私の悩みに合っているような気がします。
なんでも屋と探偵・興信所とは違いがあるのでしょうか。

その名のとおり様々な業務を「なんでも」請け負うと宣伝するなんでも屋ですが、業態は業者によって様々です。

依頼者として注意しておきたいのは、その業者が法令を遵守した業務を行っているか否か。
探偵業の届出を含め、ご依頼する内容に本当に合っているかどうか検討しましょう。

なんでも屋の業務は多種多様

「なんでもご相談ください」「すべての相談に対応します」といったコピーで宣伝しているなんでも屋。

しかし、得意とする分野にはいろいろと差があるようです。
なんでも屋と呼ばれる業者の仕事は、軽作業から家事代行、パソコンの修理など、多種多様です。

「なんでもできる」とはいっても、言うまでもなく法令に違反している業務を行うことはできません。

しかし、中には弁護士資格のない人が示談交渉を行ったり、許可や届出が必要な業務を適正な手続きを踏まずに行ったりといったことで、問題が発生することもあります。

探偵業の届出の有無をしらべよう

探偵業務を依頼する際は、調査ノウハウを豊富に持ち、かつ法令を順守している業者に依頼することが重要です。

探偵業を行うには、警察署への届出が必要だということをしっかり覚えておきましょう。

ホームページ等で、浮気調査などの実績を謳い「聞込み、尾行、張込み」などの調査を行うという記述がある場合、まず探偵業法に基づいた届出を行っているかどうかを確認する必要があります。

なんでも屋として営業している事業者の中にも、探偵業の届出を行っているところがあります。
公安委員会から交付された証明番号の提示があるか、といったことをチェックしておきましょう。

犯罪行為の依頼は絶対に避ける

中には、「報復」「復讐」といった犯罪行為を匂わせる言葉を謳い文句にしている業者もあります。

このような危険な業者には近づかないことを強くおすすめします。
金銭を騙し取られたり、その業者が行った違法行為により依頼者が罰則を受けたりといったことがあることを忘れてはなりません。

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