弁護士でも離婚の証拠集めはできるの?

数年前から夫の暴力と不貞行為に悩まされ、もう限界です。
離婚を切り出したのですが、夫がどうしても認めてくれません・・・。

もう離婚裁判するしかないと思っています。

裁判ですから、弁護士に相談した方がいいのでしょうか。
弁護士に依頼すれば証拠も集めてくれますか?

弁護士は、あなたが置かれた現状を聞き取って解決の道を探り、どのような証拠をつかめば良いかを判断します。

実際の証拠集めを専門的に行うのは、探偵や興信所です。

必要に応じて連携する興信所を紹介してくれる弁護士もいます。

どんな証拠があると離婚裁判に有利?

まずは不貞行為の証拠はどんなものが離婚裁判にて証拠として効力があるのかをご紹介します。

  1. 写真・ビデオ
  2. 録音テープ
  3. 電子メール
  4. その他の証拠
  5. ・友人、関係者、探偵社・興信所などの第三者の証言
    ・不貞行為を認める手紙やメモ、日記など
    ・愛人からの手紙や贈り物
    ・愛人と宿泊した時のホテルの領収書
    ・不貞行為の裏づけとなるクレジットカードの明細

より細やかな証拠があると離婚も有利に進めることができます。

詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。
知って得する離婚マニュアル-不貞行為の証拠とは?

「離婚裁判」よりも近道がある・・・協議離婚

離婚裁判を行うのであれば、訴訟代理人は弁護士にしかできません。

もちろん代理人を立てず自分だけで行うこともできますが、簡単なことではありません。
しかし、裁判だけが唯一の道ではないのです。

相手に裁判で勝ち目がないほどの証拠を突きつけて交渉すれば、協議離婚に応じるかもしれません。

まずはもう一度、その道を探ってみましょう。

弁護士は「証拠集め」が得意ではない

そのためには証拠集めが必要となりますが、例えば浮気相手とホテルから出てきたところを写真に撮る、といった調査を弁護士事務所で行うことはほとんどありません。

弁護士は、何を証明するために、どのような証拠を取れば良いのか、浮気や暴力が行われた場合、日付や状況をどのように記録しておけばよいのか等をアドバイスしてくれます。

そして、集められた証拠から、裁判になった場合でも「勝てる」論理を組み立てます。

実際の証拠集めは、その道のプロである探偵や興信所に頼むという選択肢があります(参照:プロの浮気証拠集めはココが違う)。

また、離婚問題に強い弁護士の多くは、経験のある興信所と連携体制を築いています。

法律の専門家である弁護士と、調査に豊富な経験のある興信所の連携により、最も効果のある証拠集めができるでしょう。

まずは弁護士に論点を整理してもらおう

もちろん、ご予算の事情もあると思います。

弁護士に論点を整理してもらい、アドバイスをもらいながら、自分でできる証拠集めは自分で行うということも必要となってくると思います。

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