嫌がらせメール対策/探偵に犯人を特定してもらう
携帯に嫌がらせメールが頻繁に送られてきて、困っています。
アドレスは誰のものかわからず、どう対応すればいいのか悩んでいます。
探偵が調べて解決してくれるということを友達に教えてもらったのですが、それはほんとうでしょうか?
残念ですが、メールアドレスだけでは、犯人も相手を突き止めることはできません。
しかし、嫌がらせがメールだけなのであれば、犯人もあなたについて知っている情報はメールアドレスだけである可能性が高いと考えられます。
まずはご自身でできる嫌がらせメール対策を講じ、様子をみましょう。
メールアドレスから犯人を見つけることは不可能
メールアドレスは個人を特定できる情報であると考えている人々も多いのですが、それは誤解です。
確かに、メールアドレスを管理している携帯電話会社としてはそうなりますが、一般のひとびとにアドレスの持ち主が公開されることはまずありません。
「個人情報保護法」により、5,000人以上の個人情報を持つ企業は、情報を漏らさないようきちんと管理することが義務付けられています。
情報を漏らしてしまえば携帯電話会社の信用問題になりますから、各社は非常に努力しているのです。
逆に、このような管理の中から情報を引き出すとすれば、違法性の高い方法を選ばざるを得ません。
探偵は違法行為による調査は行いませんので、アドレスから持ち主を調べるということはないと考えましょう。
メールを拒否する方法はいくつもある
まず、ご自身でできる嫌がらせメール対策をしましょう。
各携帯会社によって異なりますが、特定のメールアドレスを拒否設定することにより、今まで嫌がらせメールを送ってきたアドレスからは一切メールを受信することがなくなります。
いくつもメールアドレスを変えて送信してくる場合、パソコンからの送信であれば、「パソコンからのメールを受信しない」といった設定に変更しましょう。
もし、受信拒否設定をしてもアドレスを変えてメールを送信してきて、かつ、それがパソコンではなく携帯からのアドレスだった場合(docomo.ne.jpやsoftbank.ne.jp など)は、最終的にはアドレスを変更する必要があります。
アドレスを変えるのは不便もありますが、これで完全にメールが断ち切れれば、あくまでもアドレスの情報のみしか犯人に伝わっていないことがわかります。