嫌がらせの証拠がない!警察に相談してもムダ?
ここ数ヵ月ストーカー被害にあっています。
警察に相談しようと考えているのですが、警察は証拠がないと動いてくれないと聞いてショックを受けています。
証拠を集めることにまで気が回りませんでしたし、なにより気持ち悪いのですべて捨ててしまっています。
本当に警察はなにもしてくれないのでしょうか?
正確にいえば、なにもしてくれないということはありません。
相談をすることによって、自宅前のパトロール強化などはしてくれるはずです。
しかし、警察は証拠探しには協力してくれないことがほとんどです。
やはり、コツコツと自ら証拠を集め、その証拠をもとに警察に動いてもらうのがストーカー問題解決への近道といえます。
緊急性がないと警察は動いてくれない
警察には日々たくさんの相談や事件が舞い込んできています。
そのすべてに人員を割くことはできませんから、どうしても優先順位がつけられることになります。
つまり、悪質なストーカー問題だということを証拠によって説明できなければ、緊急性はないと判断され積極的に動いてはもらえないのです。
「ストーカー被害にあっています!でも証拠はありません!」では、警察の協力を得るのは難しいといえます。
証拠さえあればストーカー問題に警察は敏感
警察は過去にストーカー問題を放っておいたことが原因で、死者を出してしまったという経緯があり、深刻ささえ伝われば積極的になってくれるはずです。
そのためには、やはり証拠がどうしても必要になってしまいます。
確かに、ストーカー被害にあったものをそのまま残しておくのは気持ち悪いですし、ついつい怖くなって捨ててしまいがちです。
しかし、これらは警察を動かすための重要な資料ですので、必ず残しておくようにしましょう。
ストーカー被害における証拠が重要な理由は他にもあります。
たとえば、時間帯を特定して、110番通報によってストーカーを職務質問に追い込むことができたとしても、その人物が毎日のようにストーカーをしていたという証拠がないわけです。
警察側も不審者として一時的に話を聞いただけで他に勾留しておくだけの理由がなく、すぐに解放してしまいます。
こうなってしまっては、せっかく警察とストーカーを結び付けることができたのに、まったく意味のないものになってしまいます。
そうならないためにも、やはり証拠は重要です。
いまからでも可能な限り集めるようにしましょう。