婚約破棄|浮気相手の慰謝料請求した事例
20代女性です。私には婚約者がいました。
お互いの両親にも挨拶を済ませており、半年後には結婚をする予定でした。
ところが先日、婚約者が職場の女性と浮気をしていたことがわかり、話し合いをしましたが、婚約破棄という結果になってしまいました・・・。
婚約者を誠実な人だと思い込み、結婚を楽しみにしていた自分が馬鹿みたいだと思っています。同時に、私たちの関係を滅茶苦茶にした浮気相手に対して激しい怒りを覚えます。
けじめをつけて、これから心機一転していくためにも、浮気相手の女性に慰謝料請求しようと思っています。
今後の参考にしたいので、婚約破棄で浮気相手に慰謝料請求をした事例を具体的に教えていただけないでしょうか。
婚約者が浮気をしたことによって婚約破棄という結果になった場合、浮気をしていた婚約者が慰謝料請求されることが多いのですが、浮気相手に慰謝料を請求した事例も存在します。
以下、相談者様のご相談内容に近い事例をご紹介します。
事例その1・婚約者が友人と浮気をしていた
婚約関係にある男女でしたが、女性が男性の友人と浮気をしていることが発覚し婚約は破棄、男性が友人に対し慰謝料請求をしたという事例です。
男性は探偵に依頼して浮気の物的証拠も集めており、言い逃れはできない状態でした。
結果的に慰謝料請求は認められ、男性は80万円を受け取りました。
物的証拠が揃っていたことと、男性とは友人という間柄で、女性が男性と婚約していた事実を知っていながら関係を続けていたことから、慰謝料を受け取ることができたのだと思われます。
事例その2・婚約者が同じ職場の同僚と浮気をしていた
婚約者の男性が、同僚と浮気をしていたことが発覚し、男性との婚約破棄と、浮気相手に慰謝料請求をした女性の事例です。
女性はすぐにが、浮気をしていたという証拠が何も無かったため、慰謝料請求は認められませんでした。
証拠が全く無かったことが、慰謝料請求が認められなかった原因だと思われます。
疑わしい内容の電子メールやラブホテルのレシートといった小さな証拠でも良いので集めて、弁護士に依頼をすれば、慰謝料を受け取れないという状態は避けられたかもしれません。