別居中の婚姻費用をもらうためには?
うちの夫が浮気に走りました。
長年連れ添ってきたパートナーにまさか裏切られるとは、予想していませんでした。
子供もいるため、いきなり離婚するのは難しいので、ひとまず別居して、考える時間を持とうと考えています。
専業主婦なので収入がありませんが、ネットで知った「婚姻費用」を利用すれば、問題ないと思います
そこでお聞きしたいのですが、これはどういった手続きで請求が可能となるのでしょうか。
特長をしっかり把握した上で、活用されてみてください。
婚姻費用は、確かに別居生活を行う上で役立つ存在となります。
難しく感じられる場合でも、専門のサポート機関を利用すれば安心です。
婚姻費用とはどういったお金ですか?
衣食住の費用や医療費、子育て費用などがその対象となります。
夫婦である以上、例え離れて生活する場合であっても、生活レベルが同等になるよう、助け合う義務が生じます。
これを「生活保持義務」と呼びます。
基本的には、夫婦間の話し合いによって金額やルールを決めますが、それでも確定しない際や、旦那様が話し合いに応じてくれない場合には、家庭裁判所に訴えることになります。
婚姻費用に関してはこちらのサイトをご覧下さい。
⇒知って得する離婚マニュアル - 婚姻費用分担義務
請求手続きについて
手続きは家庭裁判所にて、書面を介して行う形となります。
主な提出書類には、審判の申立書・準備書面・陳述書・証拠説明書・証拠書面の概略・証拠の書証・上申書・調査嘱託の申立書・文書提出命令申立書の計8種類があります。
個人では難しい法的手続き
とは言え、詳しくない方が個人で進めると、思わぬミスが生じるケースも考えられます。
請求自体ができなかったり、できたとしても、請求額が希望以下になってしまったりなどが懸念されます。
その点、浮気や離婚、事実調査に特化した第三者機関を活用すると、安心して手続き等を進めることができます。
心強い相談相手ともなってもらえるため、夫婦問題全体における不安の軽減にも繋がります。