一方的な離婚要求の対処法

夫から突然、一方的な離婚要求をされました。

私には離婚を要求される覚えもなく、いきなりのことなのでどうしていいのかわかりません。

子どもの面倒は誰がみるの?

親権についての話し合いはどうすればいいのでしょう?

夫にはなんとか考え直してもらって、夫婦関係の修復ができたらと思います。

まず私がすべきことは、どんなことなのでしょうか?

旦那様からの一方的な離婚要求で、パニックになってはいけません。

離婚は今後の人生を大きく左右する、重大な問題です。落ち着いて対応しましょう。

まずは一方的な離婚を拒否する、「離婚届不受理申出書」を提出することをおすすめします。

旦那様が何かしらの理由から離婚を急いでいる場合に、勝手に離婚届を作成し、届けを出してしまう可能性もあります。
このような行為を防ぎ、落ち着いて話をするために必要な書類です。

現在、日本で1年間に離婚する夫婦は約25万組だと言われています。
もはや離婚は珍しいことではなく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくない問題なのです。

離婚にストップ!「離婚届不受理申出書」とは?

協議離婚は離婚届出により成立します。

形式的な審査でしかありませんので、記入ミスや提出書類に不備がなければ、相手が勝手に届けを出してしまっても受理されます。
後に離婚の無効を争うこともできますが、容易なことではありません。

これを防ぐために必要な書類が「離婚届不受理申出書」です。
「離婚届不受理申出書」とは、役所に「離婚届を受け付けないでください」と申し出るためのもの。

勝手に離婚届を出されてしまうような不安定な立場でいるよりも、少しでも精神的に余裕のある立場で話し合うことが大切です。

もしかして浮気?一方的な離婚要求の裏の理由

奥様の方に全く離婚の理由が見当たらない場合は、背景に女性がいないかを確認すべきでしょう。

離婚を急かすような場合、浮気相手の妊娠などの可能性があります。
ただし、これを裏付けるには、きちんとした証拠が必要です。

離婚前に話し合うべき・お金と子どもについて

大きく分けて、金銭的問題と子どもに関することです。

金銭的には財産分与、慰謝料があります。
浮気の場合は、旦那様と浮気相手に慰謝料請求をすることができます。

子どもに関しては、親権者の決定、監護者の決定、養育費について取り決めなくてはなりません。

一方的な離婚要求の場合には、相手側の裏の事情が潜む場合もありますので、離婚に関するさまざまなプロに相談するのが、良い対策と言えるでしょう。

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