ひとり親家庭医療費助成とは
ひとり親家庭医療費助成というのは、離婚や死別などによって母子家庭や父子家庭などのひとり親家庭の人が、病気や怪我になった時にお医者さんに診察をしてもらう場合や、病院で治療を受けた場合に、治療費の一部を地方自治体が負担してくれる制度です。
基本的に国民健康保険や健康保険に加入していることが前提となります。
ひとり親家庭医療費助成について
ひとり親家庭医療費助成は、市町村などお住まいの地方自治体から受けることが出来ます。
国民健康保険や健康保険などそれぞれの医療保険の自己負担分(1割~3割)もしくは自己負担分から一部負担分を除いた部分を受けることが出来ます。
※詳細は、各地方自治体によって異なります。
助成対象者は、ひとり親家庭の児童とその養育者(一部治療費を除く)となります。
助成を受けるためには、あらかじめ所定の資料を持って各自治体の市区役所、町村役場の保険係や福祉助成係に申請が必要です。
※所定の資料・児童扶養手当証書または戸籍謄本、課税証明書、健康保険証、印鑑等
申請を行うとマル親福祉医療証というものが受け取れます。
このマル親福祉医療証治療と保険証を診察や治療を受ける際に病院などの窓口に提出することで、助成によって減額された治療費で診察や治療を受けることが出来るようになります。
対象から除外になる場合も
母子家庭や父子家庭などのひとり親家庭であっても、ひとり親家庭医療費助成の対象から除外される場合があります。
主なものとして次のものがあります。
- 各地方自治体で設定されている限度額以上に所得がある場合
- 生活保護を受けている場合
- 児童福祉施設などに入所している場合
- 他の医療費助成事業などによって医療費助成を受けている場合
お住まいの各自治体の区役所、町村役場で確認を
ひとり親家庭医療費助成の詳細については、各自治体によって違いますので、お住まいの各自治体の市区役所、町村役場の保険係や福祉助成係で詳細を確認しておきましょう。