つきまといをする人の心理状態

知らない人からつきまとい行為を受けていて、困っています。

今のところ何か害があるわけではありませんが、ストーカー被害から殺人に発展した事件も実際多く、とても怖い思いをしています。

つきまといをする人は、何を思ってそのような行為をするのでしょうか？一体どんな心理状態にあるのでしょうか？

｢つきまとい行為｣をするストーカーの心理状態は、あくまでも自己中心的。
そして粘着質であると言われています。

オーストラリアの医師であり、ストーカー研究の第一人者であるミューレンの、もっとも多いストーカーの心理と、｢妄想｣についてお話します。

ストーカーにもっとも多いタイプです。
元パートナーから拒絶されたことで、つきまといが始まります。

プライドを傷付けられた被害者意識が強く、相手と元の関係をつなぎ止めるために、傷害や殺人事件に発展しやすいといわれています。

よく知らない人に対して、恐怖や混乱を与えるタイプです。
つきまといを起こすきっかけになることは、ささいな被害を受けること。

たとえば｢笑われた｣ことなどに対して、自分を被害者という立場にし、つきまとい行為を正当化する心理です。

日常のストレスや不満を、つきまといなどの行為をすることによって、相手にぶつけます。

相手と相思相愛になりたいという心理から、つきまとい行為を始めます。
一方的に自分の好意を押しつけてくるタイプです。

つきまといの相手を理想の相手と思い込む心理、自分を孤独感から救って欲しいという心理が特徴的で、相手を恐怖に追い詰めます。

人格障害などの精神疾患により、相手の立場を理解できず、自分の欲求を相手にぶつけるためだけに、つきまとい行為をします。

相手は自分の欲求に応えるのが当然だという心理のもとで行動するため、まるで罪悪感を持ちません。

つきまとい行為をする心理状態のベースは、妄想によるもの。

妄想を持つこと以外はごく正常で一般的な社会生活を送っており、普段の性格からは見極めにくいという難しさがあります。

しかし、共通するのは、どのタイプも「事件に発展する可能性が高い」ということ。

早めに警察に相談し、できるだけひとりで行動しない、人目のない場所に行かないなどの自己防衛が必要です。

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