つきまといでお困りの方にオススメの相談先
しつこくつきまとう行為は、『ストーカー規制法』によって取り締まりを受ける立派な犯罪です。
当然、警察に相談することもできますが、それ以外の相談先もいくつかあります。
ここではつきまといの被害にあった時、話を聞いてくれる相談先をご紹介します。
つきまといで警察は動いてくれる?
各都道府県の警察が、つきまといの被害に対する相談窓口を設けています。
以下のサイトに、各窓口の連絡先がまとめて紹介されています。
- ストーカー被害対策相談ネットワーク
https://www.higai.net/denwa.htm
警察に相談しておけば、もし危険な状況に陥ってしまったとしても助けてもらえるという安心感が得られます。
一方で、警察といえども『何か起こらないうちは動けない』というデメリットもあります。
当たり前のことですが、いくら相談したからいって警察官が24時間あなたの周りをガードしてくれるわけではありません。
定期的にパトロールを行うなど、あくまで限定的なサポートに留まります。
民間にもある、頼れる相談窓口
民間団体にもストーカー被害者をサポートしてくれる組織があります。代表的なものをいくつかご紹介します。
- 日本司法支援センター『法テラス』
https://www.houterasu.or.jp/index.html - 一般社団法人『男女問題解決支援センター』
https://pssc.or.jp/activity2014.html
民間団体は、警察ではしてくれないような細かい『心のケア』も行なってくれます。
同じような境遇にある人々を数多く救っているため、適切なアドバイスをしてくれることが期待できます。
とはいえ、警察のように『強制力のある対応』を取ることは難しいでしょう。
事態が悪化している場合は、結局最後には警察に頼らなくてはならなくなってしまうかもしれません。
悪質行為の証拠を掴むなら『探偵』
つきまといによる被害だけでは、どうしても警察にできる対応は限られてしまいます。
しかし、『勝手に家に忍び込む』など、それ以外の犯罪を証明することができれば話は別です。
つきまとい行為により悪質な別の犯罪の罪状が加われば、相手を捕まえたり、訴えたりすることも可能になるからです。
そこで、「探偵を使って、つきまとい行為の証拠を掴む」という方法もあります。
証拠があることで、警察もまた動き方を変えてくれる可能性があります。
思いもよらない知人が犯人で、犯人がわかっただけで一気に解決した例もあります。
ばれていないからこそ犯行を続ける人もいるのです。
自分の置かれた状況を踏まえて、どこに相談するのがよいかよく考えて相談先を決めるとよいでしょう。