共働きでも大丈夫!「PTA役員をムリなく乗り切る」5つの心構え

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みなさん、こんにちは。のんびりママです。

今年度も残すところ1ヶ月になり、4月からは新しい年度が始まります。
この時期、小学生の子どもを持つお父さん、お母さんの大きな心配事の一つに、PTAの役員の選出があります。

「できれば役員はやりたくない」、「もし、やらなければならないのなら、できるだけ仕事が少なく簡単なことをやりたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

PTA役員って何のため?

できれば遠慮したいPTA役員ですが、でも、ちょっと考えてみてください。本来、PTAは子どもたちが、安全に楽しく学校生活を送るために活動しているはずです。

仕事をしている人、していない人、小さな子どもがいる人、介護している人、シングルの人など、人それぞれに事情がある中で、誰かが自分の時間をやりくりして、子どもたちのために活動しているのです。
そんな人たちの恩恵を自分の子どもたちだって受けているのだということを思い出してください。

PTAの役員は、誰かがやらなければならないこと。でも、PTAの活動の仕方には学校による差が大きく、実際にその学校でPTA活動をしてみないと、具体的にどんなことをしているのかわからない部分が多いのも事実です。

仕事に支障をきたしたり、子どもや家庭生活への負担が大きくなったりしてまで、引き受けたくないのは当然です。せっかく引き受けるなら、少しでも負担が少なく、やってよかったと思えるようにしたいですね。

私も子どもが保育園に通っていた時は、何回か保護者会の役員をしました。先生に頼まれて、断りきれずに引き受けました。
最初は、「どうして私が・・・・」という気持ちが強かったのですが、子どもが卒園したときには、役員をやらせてもらって良かったと思えました。
今は子どもがまだ1年生なので小学校のPTAの役員は経験していませんが、チャンスがあったらやってもいいと思っているくらいです。

PTA役員を無理なくやるための心構え

ここでは、そんな私の経験を踏まえて、PTAの役員を引き受ける時の心構えや、やってよかったと思ったことについて考えてみました。

1、 何のための役員か、考えてみましょう。

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学校によって決め方は様々でしょうが、PTAの役員を引き受けるかどうかの選択を迫られた時には、誰のためにPTAの役員をするのか、考えてみてください。

他人のためと思えばやりたくなくないことでも、「自分の子どもが学校で安全に楽しく過ごすため」と思えば、やる気になってきませんか?

2、 自分の出来ることを探しましょう。

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仕事をしていれば時間の制約があることも事実です。でも、役員にもいろいろな係(委員)があります。

仕事をしていれば、平日の昼間に頻繁に学校に行くような係は無理かもしれませんが、広報のように家でパソコンを使う仕事なら、専業主婦でパソコンが苦手な人よりも効率よくこなせるでしょう。

また、運動会や文化祭の担当など、行事の1か月前に仕事が集中しそれ以外の時は何もすることがない係もあるかもしれません。その係の活動時期が自分の仕事に余裕のある時期と重なるようであれば、集中的にPTAの仕事を済ませてしまうことも可能です。

みんなそれぞれ、時間のやりくりをして役員をしなければならないので、「仕事をしているからできません」では、PTAの役員を免除してもらえないでしょう。
ジャンケンに負けて、自分に合わない係になるよりは、自分が一番時間のやりくりをしやすく、能力を発揮できる係を選んで、積極的に立候補したほうが、無理なく楽しくできると思いませんか。

3、 自分ができないことは、はっきり断りましょう。

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PTAの役員になったからといって、全部自分でしなければならないわけではありません。仕事などで平日の活動に参加できないこともあるでしょう。
そんなときは、無理をせず、はっきり断りましょう。

ただし、断る際には、その代わりに自分ができることを探して提案しましょう。
あれもできない、これもできないでは、納得してもらえないかもしれませんが、自分のできることをきちんとすれば、事情は考慮してもらえるはずです。

また、係の人数や状況にもよりますが、普段から積極的に活動していれば、集まりや活動の日程を決める際にも、あなたの都合をきいてもらえやすくなります。

4、過去のやり方に縛られる必要はありません。

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PTAの役員は、1年単位で変わる場合がほとんどです。そのため、仕事の内容については、不便だったり、効率が悪いことがあっても、なんとなく前の年と同じやり方を繰り返していることもあります。

大きな改革をするには、エネルギーも時間も必要ですが、ちょっとした工夫で効率良くなる方法があれば新しいやり方を提案してみてはどうでしょうか?

いろいろな考え方の人がいるので、すんなり受け入れてもらえないこともあるかもしれません。
でも、本当にみんなにとって便利なやり方になるのなら、賛成してくれる人もいるはずです。

ただし、これまでのやり方を否定することはしないように、くれぐれも注意しましょう。
今までのやり方で、誰かが自分たちの子どものために活動してくれているという感謝の気持ちを忘れないでください。

5、PTA活動をするメリットに目を向けましょう。

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どうせPTA活動をするなら、いやいやするよりも、良いことを考えながらやった方が得だと思いませんか。

実際PTA活動をすると良いこともたくさんあります。私も、保育園の保護者会の役員をさせてもらって良かったことはたくさんありました。

中でも一番良かったのが、保護者同士の知り合いが増えたことです。

転勤族のため、実家も遠く、近くに親戚や知り合いも少なかったのですが、保護者会の役員をして知り合いが増えたことで、いろいろな人に困ったときに相談に乗ってもらったり助けてもらったりしました。小学校は離れてしまいましたが、その時のお母さんの何人かとは交流が続き、今でも、良き相談相手になってくれます。

もうひとつ良かったことは、先生方とコミュニケーションをとる機会が増えたことです。保護者会の関係で先生と話をするときにも、その前後で、必ずと言っていいほど子どもの話題が出ました。
他の保護者と比べて子どもの話を聞く機会が多いのは、役員をするメリットの一つだったと思います。

小学校では、毎日送り迎えに行く保育園や幼稚園と違い、保護者が学校に行く機会はそれほど多くありません。PTAの役員をして、学校へ行く機会が増え、学校での子どもの様子が分かってよかったという声もよく聞きます。

子どものためというのであれば、子どもの学校での様子がよくわかるというのは、多少の無理をしてもPTAの役員を引き受けるだけの価値があると、私は思います。

まとめ

いろいろな考え方のお母さんがいるので、中には、勝手な事を言う人もいるでしょう。PTAの役員をして、大変なこともあるかもしれません。
私も、保護者会の役員をしている間には大変だったこともありました。

でも、そんなときは、必ず同じ役員の誰かや先生が助けてくれて、無事に乗り切ることができました。
そして、その経験は、仕事の上でも、小学校のお友達のお母さんや先生、近所の人などと接する上でも、役に立っていると思っています。

役員の任期は大抵が1年間です。多少大変でも、子どもの学校生活に身近に関われるチャンスと思って、自分にとっても周囲にとっても、良かったと思えるように活動したいものですね。

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この記事を書いた人

のんびりママ

のんびりママ

栄養士の資格を持っていて、食べ物に関することならんでも興味があります。国内外に旅行に行くときは、現地のおいしいもののチェックが一番の楽しみです。のんびり暮らすのが夢ですが、料理の他に家庭菜園や手芸などで毎日大忙しです。

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