迷惑メール/精神的苦痛で損害賠償を請求できるのか?

以前付き合っていた男性から、迷惑メールが送られてきて苦しんでいます。

最初はしつこく復縁を迫る内容だったのですが、徐々に私を侮辱する文章に変わっていき、今では罵詈雑言の嵐が書き連ねてあります。

こういった迷惑メールによって受けた精神的な苦痛に対して、損害賠償請求を行うことはできるのでしょうか?

「できるか、できないか」と問われれば、損害賠償請求を行うことはできます。

ただし、よく計画を立てて行わなければ費用倒れに終ってしまうこともありうるので、注意が必要です。

請求して勝てる見込みはあるか?を考える

民事であれば、「権利や利益が侵害された」と感じた時はいつでも損害賠償請求を行うことはできます。

極端にいえば、出会い系サイトなどから送られてくる一般的な『迷惑メール』に対して損害賠償請求を行うことも可能です。

ですが、いざ裁判になって「勝てる、勝てない」は別の話
一般的な迷惑メール程度であれば「実質的な損害はほとんどない」ため、請求が認められることはないでしょう。

受け取ったメールは大事な証拠

これに対して、ストーカー行為などによる執拗な迷惑メールの場合、悪質性が高いため損害賠償請求が認められる可能性は高くなります。

大切なのは、証拠としてメールの内容や受信履歴を保存しておくことです。

「頻繁に送られてきた」ことを示せれば、「その処理のために失った時間」に対する賠償を求めることができます。

また、誹謗中傷や悪辣な文言が書かれたメール本文は、「精神的苦痛を被った」として、慰謝料を請求する決め手になるでしょう。

メール以外の証拠も集めよう

「あまりにもひどい内容なので削除してしまい、証拠のメールが少ない」、「受信履歴を見るだけで不快になるので、削除してしまった」という人もいるでしょう。

そうした方は、メールや受信履歴以外の証拠も集めておくと役に立ちます。

たとえば、メールだけでなく電話の着信もあるのならその記録や、通話を録音しておくというのも有効です。

履歴を消してしまっていても「◯月×日、迷惑メールが◯件あった」というふうに、メモや日記に記録してあればそれも証拠として使えます。

しかし、やはりメールの内容そのものの「証拠としての価値」は高いものです。

感情的に割り切りにくい部分はあるかもしれませんが、請求を少しでも有利に進めるため、利用できる情報はなんでも利用しましょう。

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