盗聴器の隠し場所/パソコン編

今や「一家に一台」が珍しくなくなった『パソコン』。

盗聴器の隠し場所としても見落としてはいけないポイントです。

パソコンに盗聴器が仕掛けられていないか確かめるには、どうした点に気をつけたらいいのでしょうか?

パソコンから盗聴電波が!?と思っても・・・

家庭内で盗聴器発見器を使うと、パソコンに反応を示すことがあります。

ですが、たとえ発見器が反応を示したとしても、盗聴器が仕掛けられているとは限りません。

パソコンのようなデジタル機器は、常に一定の不要電波を放出しています。

この電磁波に発見器が反応してしまうことがあるのです。
発見器だけで判断せず、必要ならパソコンの中身を確認してみましょう。

パソコンの中身を見るのは比較的簡単で、インターネットで検索すればすぐにわかると思います。

「パソコン 掃除の方法」などで検索してみてもよいでしょう。

周辺機器にも要注意

パソコン本体はもちろん、周辺機器にも盗聴器が仕掛けられることがあります。

こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒ えっそんなとこに!? 生活を脅かす「新型盗聴器」が潜んでいる場所4つ

特に気をつけないといけないものが『USBメモリ』です。
最近の盗聴器にはUSBメモリに似せたものが多く出回っています。

「見覚えのないUSBメモリが刺さっている」、「プレゼントとしてもらったメモリに、どうも不信がある」といった場合、盗聴器の可能性があるかもしれません。

電磁波を盗聴する『テンペスト』とは?

「パソコンが発する電磁波を外部から読み取る」、『テンペスト』と呼ばれる技術があります。

音を拾うわけではないので厳密には『盗聴』ではありませんが、入力した情報やパソコンの画面を再現することができるので注意する必要があります。

市販されているパソコンは、定められた電磁波の基準値を満たしているため『テンペスト』の被害にあう危険性はそれほど高くはありません。

自作パソコンやメーカーにオーダーメイドで組み立ててもらうBTOパソコンの場合、まれにこの基準値を満たしていないことがあるので気をつけてください。

パソコンを通じた盗聴の特徴として、「ある程度知識がないと対処しづらい」という点があります。

あまり自分のパソコン知識に自身のない方は、できるだけ大手メーカーの正規品を利用するなど、あらかじめ危険を避ける工夫をすると良いでしょう。

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