盗聴が行われている会社があるってホント!?

盗聴というとプライベートな会話を盗み聞きするものかと思っていましたが、「会社にも盗聴器が仕掛けられるケースがある」と聞き驚きました。

本当に盗聴器が仕掛けられるような会社があるのでしょうか?
また、何のために盗聴器を仕掛けるのか教えてください。

ストーカーなど、プライベートな目的ではなく、ビジネスのために盗聴器が仕掛けられることもあります。

まるで映画の世界の話のように聞こえるかもしれませんが、社内盗聴は様々な目的で実際に行われています。

上司が部下を監視するために?

最近増えているのが、上司が部下の言動を管理する目的で、社内に盗聴器、盗撮器を仕掛けるというものです。

「陰で自分の悪口を言っていないか?」、「プライベートで怪しい人間と付き合っていないか?」といったことを確認する目的で行う場合がほとんどです。

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「いくら上司とはいえ、職場での盗聴は犯罪では?」と思われるかもしれません。

職場での「上司による盗聴」が罪に問えるかどうかは、状況によってかなり異なるため一概には言えませんが、とりあえず「違法である場合もあれば、罪に問えないこともある」と覚えておきましょう。

部外者から盗聴されるケース

昔からある会社での盗聴被害といえば「産業スパイ」など、外部の人間により盗聴器を仕掛けられるパターンもあります。

実際にあったケースで、探偵による調査で社内の盗聴器を発見した事例をご紹介します。

ある会社の総務部長Aさんは、元社員からの情報提供で「誰かが会社に盗聴器を仕掛けた疑いがある」ことを知ります。

探偵に捜査を依頼し、社員が帰宅した後で捜査を実施、当初は難航したものの、コピー機の裏とコンセントの中から合計2個の盗聴器を見つけだすことに成功しました。

『見つけた後どうするか?』が問題

紹介した事例ではその後警察に連絡したものの、結局犯人はわからないままになってしまいました。

会社は大勢の人が出入りする上、盗聴器が仕掛けられる理由も色々考えられるため、「犯人や動機を特定しにくい」という特徴があります。

会社での盗聴では、盗聴器を見つけだすことだけでなく、「見つけ出した後、どうやって解決するのか」も考えておく必要があるのです。

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