探偵Q&A/悪質な興信所は存在する?

悪質な探偵・興信所に関するニュースを見ました。

現在、ある件で探偵への調査依頼を検討しているのですが、「もしそのような悪い業者に頼んでしまったら・・・」と怖くなり、なかなか決断できずにいます。
悪質な興信所は本当にあるのでしょうか。

悪質な探偵が存在するのは残念ながら事実です。

問題事例の中には、調査そのものを行わず、依頼者からお金を巻き上げるためだけに探偵を名乗っている例、また探偵業の実態はあるものの、運営・調査手法に問題があり、トラブルを起こす例があります。

依頼者を脅迫する「探偵」も存在する

まずは調査の実態がないのに料金を取る「探偵詐欺」があります。
着手金を受け取った時点で音信不通になったり、調査を全く行わず、捏造した調査報告書を提出して報酬を受け取ったりといった事例です。

もっと怖い事例としては、探偵に、誰にも言えない秘密を打ち明けた依頼者に対し、「秘密をばらす」ということをネタに脅迫し、お金を巻き上げるという事件まで発生しています。

最初からお金の持ち逃げや脅迫を目的に探偵を名乗っている人は、そもそも探偵ではなく、単なる犯罪者です。

探偵業としてある程度の実績のある興信所であれば、そのような極端な事例は考えにくいでしょう。

調査手法、料金体系が悪質であることも

探偵業としての活動実態があり、調査自体は行っていたとしても、依頼者に不利益を与える、あるいは依頼者にも責任が及ぶような業務を行う者も存在します。

主な事例にはこのようなものがあります。

  1. 低額の基本料金のみ説明し、調査が始まってから次々に追加料金を請求する
  2. 調査がずさんで、調査報告書に虚偽、粉飾がある
  3. 行政情報の不正取得、パソコンの不正アクセス、盗聴・盗撮など、違法な調査を行う
  4. 弁護士等、ほかの資格がなくてはできない業務(示談交渉や借金の取立てなど)を無資格で行う

違法行為を行う探偵はごく一部です。
ほとんどの探偵・興信所は法令を遵守した調査業務を行っています。

依頼者としては、一部の悪質な探偵に引っかからないよう、探偵選びのポイントを知っておく必要があるでしょう。

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