婚約者の父親に犯罪歴があった

罪を犯してしまったら犯罪者になり、その「犯罪歴(前科)」は一生つきまとうものになります。

婚約者の父親に犯罪歴があった場合、今後の結婚生活に影響はあるのでしょうか?
あなたやあなたの家族に、何か支障を来すことはあるのでしょうか?

弁護士ですら犯罪歴は調べられない

残念ながら、婚約者の父親の犯罪歴、「前科」は自然消滅することはありません。
改心し、罪を償って何十年経ったとしても、事実上の記録は残されます。

しかし、犯罪歴は個人情報として厳重に取り扱われ、弁護士であっても公的な情報データベースから調べ上げることはできません。

犯罪歴で人を区別することは「差別」であり、差別をさせるための情報は出さない、という考え方です。

犯罪は本人の責任であり、家族の責任ではない

そもそも、あなたの婚約者の父親に犯罪歴があったとしても、婚約者には何の罪もありません。

当然、その妻や子、妻の親や兄弟に罪に関する関連性はなく、「噂」などがなければ何の問題もありません。

その噂こそが問題になる場合もありますが、ときが経てば、風評被害に悩まされることは少ないでしょう。
記録は残されても、記憶は薄れていくのです。

都市伝説?親族の犯罪歴は就職に影響する?

婚約者の父親に犯罪歴があった場合、身内の就職に影響はあるのでしょうか?
厳密には、身内の就職について、法で規制されることはありません。

しかし、ある特定の職業に就きたい場合には、厳しい身辺調査が入ります。

基本的には国家公務員のうち、警察官などの公安関係にあたる職種には、採用される確率が低くなると言われています。
警察庁、公安調査庁、海上保安庁なども難しいと言われます。

これらは法で規制されていることではありませんが、公開されていない何か特別な基準があるのでしょう。
あくまでも都市伝説なのですが、実際の採用に当たっては、厳しい職種もあるのが事実です。

父親に犯罪歴があった場合には、結婚後に授かったお子様の人生にまったく影響しないとは限りません。

しかし、このようなデリケートな問題を父親本人に直接尋ねることは、難しいことです。
できれば探偵の力を借りて、どんな犯罪歴なのかを調べましょう。

探偵は過去の新聞や聞き込みなどから犯罪歴を調べることができます。
調査をした上で婚約者との相談の時間をたくさん取り、ふたりで解決の糸口を見つけていくべきだと思います。

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