別居中も怪しい!そんな時は浮気調査

現在、夫とは別々に暮らしています。別居の原因は夫の浮気です。

しばらく頭を冷やしてもらおうと家を離れることにしました。

先日、夫の様子を確認しようと家のそばまで行ってみると、以前目にした浮気相手が家の前にいるところを見てしまいました・・・。

反省するどころかまだ関係が続いていたなんて。

こうなったら、しっかりした浮気の証拠を掴んで、慰謝料もちゃんと貰って離婚したいです。

別居中の浮気でも、ちゃんと浮気調査すれば慰謝料を請求できるんでしょうか?

別居中にされた浮気では、場合によっては慰謝料をもらえないこともあるので注意が必要です。

ポイントとなるのは、「別居の理由」と、「別居前から浮気されていたか」の2点です。

離婚前提の別居では、浮気で慰謝料を取れない

別居中の浮気では、「夫婦関係は実質的に破綻していた。だから別の女性と付き合っても浮気にならない」と夫に主張される可能性もあります。

判例によれば、「夫婦関係が破綻したあとの不倫は不貞行為とは見なされない」ので、この意見が通ってしまうと慰謝料を求めることはできなくなってしまいます。

関係修復のための別居だとはっきりさせておく

「夫婦関係が破綻していた」と見なされないために、別居するときはその理由を明らかにしておく必要があります。

今回のケースでは、「夫に頭を冷やしてもらうための一時的な別居であった」ことを主張すると良いでしょう。

浮気に気づくきっかけにもなった「定期的に家の様子を見に行っていた」という点も、「夫婦関係を維持する意志があった」ことを示す重要な事実になります。

「別居前から続く浮気」だと証明しよう

「浮気が原因で別居を始めたけど、別居後も関係が続いていた」と証明できれば、慰謝料の請求も有利に進められます。

そのためには、別居してから間を置かないうちに浮気調査を始めることが重要です。

別居している期間が長ければ長いほど、「別居後に関係が始まった」と言われるリスクが高まってしまうからです。

探偵に依頼するときは、調査力はもちろんのこと、「ちゃんとした報告書を作成する能力があるかどうか」で選びましょう。

浮気の証拠は別居後に調べたものだとしても、報告書でうまく過去の不審な点と結びつけられれば、「以前から続いていた関係なのでは?」と裁判官に印象づけ、慰謝料請求を優位に進めることができます。

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