自分で証拠を集める4つの危険

プロではないあなたが「証拠集め」をするのは、危険なことです。

証拠を掴んだと思っても、立証能力がある証拠(『慰謝料を確実に取る!立証能力が高い証拠』参照)ではないかもしれない。

時間をかけている間に、浮気調査をしていることがパートナーにばれてしまうかもしれない・・・。

自分で証拠集めをすることのデメリット4つをご説明します。

【デメリット1:「使える証拠」を集めるのは難しい】

まず、証拠を集めることの難しさです。
たとえば「携帯のメール」ですが、他愛のないやりとりや会う約束などは、決定的な証拠にはなりません。

着信も証拠にはなりません。

ホテルに二人で出入りする瞬間の写真や、性交渉中の写真・動画などが、「立証能力のある証拠」=「使える証拠」になりますが、これらを手に入れるのは非常に難しいものです。

【デメリット2:証拠の価値がわからない】

世間で言われる「浮気の証拠」には、カーナビの履歴や通話記録、喫茶店で話す二人の写真などが挙げられます。

しかし、これらはあくまでも「浮気をしているかどうかを確かめるための証拠」。
離婚請求や慰謝料請求の際に使える証拠ではありません。

証拠の価値を見極めるには、専門的な知識が必要になります。

【デメリット3:証拠は時間と共に消えていく】

もちろん、離婚請求や慰謝料請求で使うような証拠以外の小さな証拠も、大きな証拠をつかむヒントとして重要なものです。

問題は、「有益な証拠は早く手に入れないとなくなってしまう」ということです。
専門知識のない方が調査をすると、非常に時間がかかります。

また、せっかく集めた小さな証拠も、正しく分析され利用されなければ意味がありません。

【デメリット4:「証拠隠滅」の危険性】

これが最も怖いデメリットです。
当然のことですが、プロではないあなたが証拠集めをすることで、「証拠を探した跡」が残ります。

それにより、パートナーに「浮気を疑われているかもしれない」という警戒心を持たせてしまう可能性があるのです。

警戒心を持ったパートナーは今までよりも慎重に行動するようになります。

それどころか、自分が残した証拠になりそうなものを、ひとつひとつなくしていく───つまり、証拠隠滅をするようになるかもしれないのです。

ご自身を有利にするために始めた「証拠集め」という行動が、結果的にあなたの首を絞めてしまうことになるかもしれない。

このことを十分に考慮して欲しいと思います。

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